連載 延べ1423人で支えた神経ベーチェット患者[3年9か月の在宅ケア]・3
在宅ケアにおける感染対策
河野 由起子
1
,
佐藤 静香
2
,
佐藤 信子
3
,
橘 清子
4
,
秋村 純江
5
,
角田 和江
5
,
川村 佐和子
6
1むさし小金井診療所
2立川第一相互病院
3東京都小金井保健所
4東京都立川保健所村山保健相談所
5東京都神経科学総合研究所
6東京医科歯科大学
pp.530-535
発行日 1992年6月1日
Published Date 1992/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900652
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Aさんの3年9か月の在宅療養経過では,発熱,気道感染,尿路感染,褥瘡に感染課題があり,感染予防の取り組みが必要であった.さらにMRSA感染の問題も生じ,これらの課題への対応に在宅ケアチームは多くの努力を払った.今回はAさんの感染課題への取り組みを紹介し,在宅ケアにおける感染予防について考える.
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