連載 延べ1423人で支えた神経ベーチェット患者[3年9か月の在宅ケア]・5
支援チームの危機
河野 由起子
1
,
佐藤 静香
2
,
佐藤 信子
3
,
川村 佐和子
4
,
牛込 三和子
5
1立川相互病院
2立川第一相互病院
3小金井保健所
4東京医科歯科大学
5東京都神経科学総合研究所
pp.724-729
発行日 1992年8月1日
Published Date 1992/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900692
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医療依存度の高い患者は看護ニーズが多く,現状では1か所で必要な看護ニーズを充足できないため,複数機関に所属する看護職員がチームを形成して,在宅看護を行なうことになる.Aさんの場合には,診療所看護婦,保健所保健婦,研究所看護研究員がチームを作り,3年9か月間の在宅看護を行なった.
在宅ケアチームの3年9か月間の訪問人数は,延べ1423人で,そのうち看護職員の訪問は1236人,1か月平均27人,1週平均7.6人であった(表1).
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