ベッドサイドの看護
急に無口になった末期癌患者の事例に学ぶ—患者とその家族関係を知ることの重要性
黒田 晶子
1
,
面田 治子
1
,
井上 真利子
1
,
薗 智子
1
,
後藤 恵子
1
,
井上 秀美
1
,
植林 みどり
1
1奈良県立医科大学附属病院南2階病棟
pp.378-382
発行日 1990年4月1日
Published Date 1990/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900101
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はじめに
末期患者のクオリティオブライフ(QOL)を高めるための援助は,まず患者を真に理解することからはじまる.今回私たちは,原発不明の悪性疾患患者が入院中,急に無口になった事例を経験し,その看護経過を振り返る中で,患者を真に理解するということが,いかに難しく,そして,いかに重要なことか学んだので報告する.
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