Lecture
認知症の食卓
杉本 あずさ
1
,
河村 満
1
1昭和大学医学部内科学講座神経内科部門
pp.84-88
発行日 2010年12月1日
Published Date 2010/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101731
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食行動を乱す認知症
高齢化社会に伴い、認知症の増加がみられる。なぜ、認知症により食行動にも変化が起きるのか。まだ明らかになっていないことも多いが、現在さまざまな角度から活発に研究が行われている。
なかでも前頭側頭葉変性症は、本邦でアルツハイマー病や血管性認知症に次いで頻度の高い認知症として知られるようになってきた。比較的若年(65歳以下)での発症が多く、早期の行動異常がみられる。
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