特別論稿 〈医と食と農〉連続講演会より・2
食卓からの出発—‘いのちの食’の創造を目指して
望月 継治
1
1神田精養軒
pp.1265-1273
発行日 1982年11月1日
Published Date 1982/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922896
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
‘医と食と農’というユニークなテーマの連続講演会が,新潟県・大和医療福祉センター(黒岩卓夫・センター長)で開かれています.これは住民の健康教育活動の一環として企画されたもので,人間のいのちと健康は,医療だけでなく食べ物(食糧)と,その食糧の源である農業に支えられているという理念のもとに,工業化,近代化の波にのみこまれ,忘れられかけている‘医と食と農の結合を,人間のいのちという原点にかえって考えようとする試みです.本誌46巻9号(1982年9月号)の‘土からの医療(竹熊宜孝)につづいて,今回は,‘都会の百姓を自認するパン屋のおやじ(望月継治さん)の講演要旨を紹介します.
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.