特集 専門看護師がいる日常 協働の立場から考える
現場における専門看護師の働き
母性看護CNSは,周産期の人のそばにあり
赤松 房子
1
Fusako Akamatsu
1
1熊本赤十字病院
pp.288-291
発行日 2008年4月1日
Published Date 2008/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101231
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母性看護における専門分野の内容
母性看護の対象者は,主にセルフケアレベルの高い妊産褥婦とその家族である.その対象者に起こる生理的・身体的変化,親となることでの社会的役割・家族内役割の変化は短期間に加速度的に進行するもので,この移行期にある対象者の心身および生活面での健康サポートは現在の社会状況や子育て事情から考えても不可欠である.
また近年では,合併症を有する対象者や生殖技術の進歩に伴う不妊治療後の妊産婦の増加,医療技術の進歩に伴うハイリスク児のケアも重要になっている.
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