特集1 これでは子どもが守れない!? 小児看護の“危機”とは何か
それでも現場は変えられる:私のチャレンジ
②子どもと家族の心境を理解する
長田 暁子
1
1横浜市立医学部附属市民総合医療センター
pp.660-663
発行日 2003年7月1日
Published Date 2003/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100758
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はじめに
1996(平成8)年に専門看護師制度が実施されてから6年が経過し,ようやく2002(平成14)年に小児看護専門看護師(以下,小児看護CNS)が誕生した.これまでに認定を受けた6名の活動形態はさまざまで,筆者は総合病院の中の小児病棟に所属し,スタッフ業務を行ないつつ今年度よりCNS活動を始めたところである.本稿では,日々子どもと家族にかかわるなかで“これは大事にしたい”と考えて取り組んでいること,また「小児は対応に困る」という声を聞くたびに“こうすれば楽になるのでは”と伝えていることを述べたい.
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