調査報告 データにみる腹臥位療法の有効性[2]
寝たきり廃用症候群に対する改善効果―腹臥位(うつ伏せ)療法研究会発足準備室
正井 章子
1
,
辻村 恵美子
1
1ユニ・チャーム株式会社排泄ケア研究所
pp.790-793
発行日 2004年8月1日
Published Date 2004/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100509
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はじめに
前回[本誌68(7) : 678-681, 2004]は,腹臥位療法(うつ伏せ療法,prone position therapy;以下PPT)の有用性のうち,障害老人日常生活自立度の改善効果について報告した.
本稿では,痴呆老人における日常生活自立度と長谷川式簡易知能評価スケール(以下HDS-R)の改善,および嚥下障害の改善と頸部後屈の関連について報告する.
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