連載 Check & Step Upシリーズ 剤形別くすりの知識・4
内服薬④―内用水剤
大谷 道輝
1
1東京逓信病院薬剤部
pp.682-687
発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100491
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液状の医薬品は,前回解説した「粉薬」と同様,主に小児向けに開発された製剤で,嚥下困難な患者にも服用しやすいこと,作用発現が速いことから繁用されています.しかし,安定性が悪く,微生物汚染を受けやすいこと,また,服用時に計量しなければならないなど,取扱いに種々の注意を要する剤形です.
そこで今回は,内服薬のうち内用水剤に焦点を当て,知っておきたい剤形の特徴と適切な使用法を中心に解説します.
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