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特集 甲状腺がん診療虎の巻—エキスパートが答えるClinical Question
放射性ヨウ素（RAI）内用療法
Radioactive iodine（RAI） therapy
國田 優志
1
,
若林 大志
1
,
絹谷 清剛
1
Yuji Kunita
1
,
Hiroshi Wakabayashi
1
,
Seigo Kinuya
1
1金沢大学附属病院核医学診療科
キーワード：
RAI内用療法
,
分化型甲状腺がん
,
アブレーション
,
補助療法
,
治療
,
RAI不応性
Keyword:
RAI内用療法
,
分化型甲状腺がん
,
アブレーション
,
補助療法
,
治療
,
RAI不応性
pp.506-509
発行日 2025年6月20日
Published Date 2025/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091434910970070506
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POINT
●放射性ヨウ素（RAI）は甲状腺濾胞細胞または甲状腺濾胞細胞由来の病変に取り込まれる性質をもつ。
●甲状腺機能亢進症，分化型甲状腺がんに対してRAI内用療法が行われる。
●RAI内用療法は診断と治療が同時に行え，副作用が比較的少ない。
●RAI不応性の場合でも，BRAF/MEK阻害薬などの選択的分子標的薬によってRAI感受性を再確立させる治療が近年注目されている。
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