連載 看護の未来を決めるのは誰?⑧
グローバル化時代の看護師に要求される異文化対応
横江 公美
1
,
北浦 暁子
1PACIFIC21
pp.854-856
発行日 2005年8月1日
Published Date 2005/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100188
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情報技術(IT)と交通手段の発達により,情報や物,人々が世界中を自由に移動する時代になってきた.最近ニュースでよく取り上げられる経済連携協定(EPA)や自由貿易協定(FTA)によって,人や物の自由な流れは,今後いっそう加速するだろう.これらは経済分野に限られた話では済まされない.自由な人の流れは,患者と看護師の双方に大きな影響を与えるからだ.
グローバル化によって,医療現場の看護師には何が要求されるのか? そのために実際の現場ではいかなる対応が求められるのだろうか? 多民族国家として,早くから異文化への対応に取り組まざるをえなかった米国の取り組みについて見てみよう.
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