特集 新生児黄疸.母と子のケア
新生児黄疸ケア;横浜市立市民病院
常田 裕子
1
,
山田 道代
1
,
山本 光
1
1横浜市立市民病院産婦人科病棟
pp.208-211
発行日 2002年3月25日
Published Date 2002/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902834
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はじめに
横浜市立市民病院は,病床数624床の一般病院で,産婦人科病棟は36床である。うち約半数を産科が占めている。分娩件数は,年間約650件前後である。隣棟に小児科病棟があり,NICU 6床を有する。
全出生児数のうち,新生児黄疸の治療を行なう児は約3%である。この数年間に治療を行なった児の推移をみると,病棟の母乳育児推進移行期である平成9年から10年にかけて一時的に増加したが,現在は減少・横這いの傾向にある(図1)。
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