特集 出生前診断と助産婦
出生前診断体験者3人の声
安藤 広子
1
1岩手県立大学看護学部
pp.382-385
発行日 1999年5月25日
Published Date 1999/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902164
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はじめに
出生前診断のなかで,羊水穿刺や絨毛採取による検査などは,設備やスタッフの整った施設で行なわれますが,母体採血による母体血清マーカー検査や超音波画像検査などは,かなり多くの施設で行なわれるようになりました。そして,助産婦をはじめとする多くの看護職が,出生前診断を受ける女性にかかわるようになりました。
助産婦は性と生殖に関する健康の援助者として,またmidwife=女性とともにあるという意味をもつケアの提供者として,出生前診断に伴う役割機能をいかに果たしていくべきで,その際どのようなことが求められているのでしょうか。
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