特集 変わります.変えます.地域母子保健(下)
「市」からの委託による母子訪問活動
高知市の行政と助産婦の連携プレー開始
岸田 佐智
1
,
川島 和己
2
,
千光士 義幸
2
,
福田 春美
2
,
森下 安子
3
,
森本 幸子
4
1高知女子大学看護学科
2高知市保健センター
3元:高知市保健センター
4高知県総合看護専門学校
pp.920-925
発行日 1997年11月25日
Published Date 1997/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901814
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はじめに
高知市では,平成9年4月から地域保健法の施行により「妊産婦・新生児訪問指導事業」を,勤務助産婦(公立病院や私立,個人病院に勤務している助産婦を示す)および在宅助産婦を含んだ約25名の助産婦に訪問指導員を委嘱し,行政と助産婦とが連携をとりながら訪問活動を始めた。施設で勤務する助産婦たちをも巻き込んだ形の活動は画期的なことであると考えている。現在,その活動は始まったばかりで,様々な問題も抱えているが,この新たな取り組みに至った過程や現状を紹介し,今後の発展させるべき方向性を提案したい。
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