一頁講座 障害者のレクリエーション・4
プレー,レジャー,レクリエーション
高橋 和敏
1,2
1東海大学
2日本レクリエーション学会
pp.317
発行日 1987年4月10日
Published Date 1987/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106503
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プレー
プレーということばは,日本でもそのまま使用されているものの,日本語では“遊び”“遊戯”などと同義に解されている.英語ではplay,フランス語でjeu,ドイツ語ではspielとなる.
もともと「軽やかな動き」とか,「自由で幸福な自然表現」を意味しているといわれている.プレーが人間,とくに子どもの生活に欠くべからざるものであるという認識から,古くより,さまざまな論理付けや定義付けがなされてきた.「余剰エネルギー説」「準備説」「本能説」などからはじまって,「自己表現説」「文化決定説」など,多くの心理学者,教育学者などによって,プレー理論が展開されてきたのは周知のことであろう.
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