私と読書
根本からの問いかけを迫る心理援助論—『母と子のこころの相談室』を読んで
千賀 悠子
1
1日本総合愛育研究所
pp.690-692
発行日 1994年8月25日
Published Date 1994/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901085
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著者田中千穂子さんの心理臨床家としてのお仕事ぶりは,論文あるいは学会発表を通して存じ上げておりましたが,15年にしてこれ程までのお仕事をされていることに改めて敬意を表します。そして実力を備えた若い世代の心理臨床家の台頭は,今後の心理臨床分野のさらなる充実を期待させてくれるものです。評者も心理臨床の仕事をしていますので,私自身の心理臨床のスーパーバイズを受ける思いで,この「母と子のこころの相談室」を拝読しました。
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