クローズ・アップ
避妊の電話相談を始めた 番内和枝さん
八木 保
,
本誌
pp.861
発行日 1991年10月25日
Published Date 1991/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900422
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日本家族計画協会のオープンハウス(東京・市ケ谷)で、4月から避妊専門の電話相談が始まった。これまでオープンハウスで思春期の電話相談を行なっていた助産婦の番内和枝さんが中心となり、5人の助産婦が交代で相談に答えている。
相談内容で目立つのは、すでに子供を持つ人からの「もうこれ以上子供はいらないのだが」というもの.それも男女半々だという.10代の人工妊娠中絶の増加も問題ではあるが、実数では30〜40代の中絶数のほうが圧倒的に多い現状からいって,避妊の知識が中年世代にも求められていることがわかる.
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