特別記事
分娩第1期における産婦の苦痛の看護について—3例の“騒ぎ産”から/松浦さんの論文を読んで—騒いでしまった産婦さんへの看護を考える視点
松浦 民枝
1
,
編集室
1東北公済病院産婦人科病棟
pp.608-615
発行日 1990年7月25日
Published Date 1990/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900134
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助産婦はさまざまな産婦と出会うが,分娩時にコントロールを失った産婦の看護にとまどった経験をもつ方も少なくないと思われます。
いわゆる「騒ぎ産」を介助した経験をまとめた論文を,臨床経験2年めの助産婦松浦民枝さんが投稿してきて下さいました。そこで今月号では,松浦さんのこ論文を紹介するとともに,先輩助産婦として岡部恵子先生に,松浦さんのご論文に対するご意見を寄せて頂きました。騒いでしまう産婦にどのような看護が提供できるか,2つの論文を読んで考えたいと思います。
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