特集 妊娠中毒症—最近の考え方
公立野辺地病院における妊娠中毒症の管理
加藤 奈緒子
1
,
菊池 紅子
1
,
秋田 稲子
1
1公立野辺地病院産婦人科
pp.509-514
発行日 1990年6月25日
Published Date 1990/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900115
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はじめに
妊娠中毒症は母体のみでなく,胎児に及ぼす影響も大きい。しかし,保健指導や妊婦健診の徹底によってある程度の予防,重症化を防ぐことの可能な疾患である。
妊娠中毒症の管理は,安静と食事療法が基本となっている。したがって日常の生活行動の把握に努め,妊婦の疾病に対する認識を高めるため,具体的な指導をする必要がある。
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