特集 "親と子のきずな"再考--NICU入院児をめぐって
親と子の相互作用を深めるために—当院NICUの看護指針
小原 三保子
1
,
山本 克子
1
,
近藤 恵美子
2
,
伏見 昌子
3
,
秋𠮷 きのみ
4
,
坂上 キミ
5
,
大浦 久子
5
,
谷𠮷 順子
6
1岩手医科大学病院
2千葉市立海浜病院
3順天堂伊豆長岡病院
4聖隷浜松病院
5名古屋市立城北病院
6富山市立富山市民病院
pp.658-669
発行日 1987年8月25日
Published Date 1987/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207194
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岩手医大附属病院新生児集中治療室
周産期医療の進歩は1,000g未満の超未熟児の救命を可能にしたが,出生直後からの長期間の母子分離は両親の不安を増大させ,その後の養育行動に影響を与えかねないところから,特に母親への精神的援助の必要性がいわれている。
当院NICUでは,未熟児の救命と共に,両親の心理的危機状態からの早期回復を図るため,親子関係形成過程への援助を目的とし,児との早期接触,保育参加を積極的にすすめている。
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