特集 周産期ME機器の進歩と助産婦
周産期ME機器の扱い方
田村 厚夫
1
1トーイツ(株)開発課
pp.132-137
発行日 1987年2月25日
Published Date 1987/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207072
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はじめに
今日,周産期医療の領域で使用されているME機器は,診断・監視・検査・治療と多岐にわたっている。このため,助産婦や看護婦の方々がすべての機器をマスターする干は大変なことだと思う。しかし,その機器の目的と動作原理を大まかに理解されれば,ME機器を使用するとき,なぜアース(接地)しなければならないのか,分娩監視装置で超音波ドプラ法を使用するとき,なぜ超音波ゼリーを塗らなければならないのか,といったことがおわかりいただけると思う。
以下,ME機器を使用する上で必要と思われる一般的注意と,周産期医療で多く使用されている分娩監視装置と新生児監視装置の概要,電極・トランスジューサの装着法などについて述べる。
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