連載 産科臨床検査の実際・10
分娩時の胎児管理(2)—羊水鏡と胎児血
石井 明治
1
1聖マリアンナ医科大学産婦人科
pp.833-836
発行日 1985年10月25日
Published Date 1985/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206736
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前号までに,胎児—胎盤機能検査と分娩監視装置を用いた妊娠・分娩時の胎児管理について述べてきたが,今回は羊水鏡と胎児血について解説する.
いずれも,ザーリング(Saling)を中心とした第1回周産期医学会が開かれた1962年頃から一般に普及し,現在では他の検査法とともに胎児仮死の診断に利用されている.
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