連載 産科臨床検査の実際・9
分娩時の胎児管理(1)—分娩監視装置
石井 明治
1
1聖マリアンナ医科大学産婦人科
pp.745-748
発行日 1985年9月25日
Published Date 1985/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206715
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分娩時にみられる胎児仮死は,胎児—胎盤系機能検査(E3,hPL,HSAP),胎児心拍数図,末梢血pHなどによって判定される.胎児心拍数図は胎児心拍数基線や心拍波形によって胎児の健康状態を推測するもので,分娩時に胎児仮死の徴候が現われたら直ちに急速遂娩に踏み切らねばならない.
今月は分娩監視装置を用いた胎児仮死の判定について述べてみる.
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