分娩監視装置とデータの読み方・1
分娩監視装置の正しい使い方
室岡 一
1
1日本医科大学産婦人科
pp.5-8
発行日 1982年1月25日
Published Date 1982/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205949
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序文
産婦大科MEは胎児医学の進歩とともに,最近では日常臨床に欠かせないものとなった。すでに米国では看護婦が産婦人科ME,とくに分娩監視装置を取り扱い,記録の判読を行なっている。本邦でもこの傾向はそろそろ現れており,ここ数年でかなりの普及が考えられている.
本誌ではすでに1977年1月から6月まで6回にわたって「産婦人科MEの基礎と実際」の題名で,産科領域で日常多く用いられているME機器について解説した.今日ではその後,急速に数多くの新しい診断法,検査技術が現れたために,前回より一歩進め,かつ多くの事例を引用しながら,分娩監視装置から得られたデータの読み方などを中心に,解説する次第である.
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