研究・調査・報告
ペッサリー指導後の使用状況
毛利 益江
1
,
垣田 淳子
2
1福岡県立看護専門学校
2福岡南保健所
pp.778-781
発行日 1984年9月25日
Published Date 1984/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206519
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はじめに
わが国における家族計画思想や受胎調節の普及率は,諸外国に比し高い1)といわれている。昭和56年の毎日新聞調査2)によると避妊を実行しているものは55.5%となっている。
しかし避任の方法については,コンドームが最も多く,他の方法はかなり低い。中でもペッサリーについては0.4%と低率である。ところが,ペッサリーについては種々の利点もあり,F市M保健所においても家族計画指導後に希望者に対して,ペッサリーの実地指導を行なっている。
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