特集 ペッサリー指導30年—羽生たき氏のあゆみを追う
グラフ
指導のあとには笑顔が並ぶ—羽生助産院のペッサリー実地指導
八木 保
,
本誌
pp.169-172
発行日 1983年3月25日
Published Date 1983/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206189
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本号でご紹介する羽生たき氏のペッサリー実地指導を見学するため,12月半ばの土曜日,杉並区にある羽生助産院を訪問した。指導日には杉並助産婦会に所属する助産婦も,ペッサリー指導の技術を磨くため羽生助産院に集合してくる。この日もすでに4,5人の助産婦が準備万端整えて,指導を受けに来る人たちを待ち受けていた。羽生氏は一般の人を指導するとともに,実地指導員の技術向上の指導にもあたるわけである。また,若手の助産婦も,ペッサリーに取り組もうという意欲に燃える人々が,技術習得のために勉強をしにきていて,羽生氏は期待のまなざしを向けていた。
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