インターホン
なぜ,いま,ペッサリーなのか
平本 浩美
1
1都立荒川産院
pp.1002-1003
発行日 1986年11月25日
Published Date 1986/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207003
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初夏とはいっても肌寒い曇り空の中,ペッサリーの指導技術を学ぶため久しぶりに東京・杉並の安島(あじま)助産院を訪れた。私はかねてからペッサリーに関心をもらつづけてきたのだが,都立荒川産院に就職してからは,ペッサリーの指導技術をどのように自分が生かすべきか考えあぐね,ここ1年ほど訪れることができなかった。
私は日本助産婦会練馬支部の会員ではあるが,安島助産院は杉並支部に所属しており,積極的にグループの一員に加えてもらいたいとも言えず,かといって1回1万5千円の指導料を考えると,部外者として通い続けることもできないでいた。
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