グラフ
諏訪マタニティークリニックの産褥乳房管理
本誌
pp.345-348
発行日 1983年5月25日
Published Date 1983/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206230
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前号では地域に定着した活動をつづける諏訪マタニティークリニックの母子医療を紹介したが,本号では産褥期の乳房管理がどのように行なわれているかに焦点をあてて追ってみた。
諏訪マタニティークリニックでは,昨年,根津八紘院長と藤森和子婦長が桶谷式乳房治療手技を基礎に理論化した<藤森式産褥乳房管理法>を発表して話題となったが,理論として総合化していくためには5年の歳月を要したとのことである。今は諏訪マタニティークリニックというと,‘母乳’というので出産の場として選ぶ人も多いほどに乳房管理は普及を遂げているようである。ちなみに,外来を訪れる人は1日に15-20人,指導料は再診という形で500円とのこと。
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