建築と設備 第7回
諏訪中央病院
今井 澄
1
,
大場 則夫
2
Kiyoshi IMAI
1
,
Norio OHBA
2
1諏訪中央病院
2共同建築設計事務所
pp.949-954
発行日 1986年11月1日
Published Date 1986/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208944
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病院らしくない病院づくり
諏訪中央病院は,昭和25年ちの町国保直営病院として開設され,現在は,茅野市・諏訪市・原村の2市1村による組合立病院として運営されている.そして,多くの自治体病院の例に見られるように,敷地の狭隘さのため移転新築を余儀なくされた.
昭和50年,院内にマスタープラン委員会を設置して病院の将来構想を検討し,昭和54年,自治体病院施設センターにマスタープランの作成を委託した.翌年7月,「移転による精神科を含む350床の総合病院と,検診センター・老人福祉施設・看護学校の建設」という答申を得た.それを受け,議会・医師会を含めた検討を経て,「当面,200床の総合病院を建設する」ことが決定した.
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