特集 周産期看護の新しい動向
助産婦業務をめぐる諸問題
[誌上発表]助産婦外来に関する意識調査
唐澤 陽介
1
,
入内島 明美
1
,
舘 ヒロ子
1
1東京都教職員互助会三楽病院附属助産婦学院
pp.1174-1178
発行日 1982年12月30日
Published Date 1982/12/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206153
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1.はじめに
近年,いわゆるラマーズ法などへの関心の高まりと相いまって,助産婦業務のあり方についても種々なる議論が行われるようになってきた。このことは極めて重要な要素を含んでいると思われるが,助産婦たちの考えについては,千差万別であり,個々の助産婦の意のあるところは容易に知ることができないのが,現状の姿であると思われる。
そこで筆者らは,アンケート調査を施行し,特に助産婦外来を中心に,各施設に勤務する助産婦たちの考えていることを整理してみた。その結果をここに報告し,諸兄姉のご批判を仰ぎたいと考えるしだいであるが,いくつかの示唆に富んだ問題も提起されているようである。
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