調査研究実践講座・4
統計学の基本[3]—相関関係
林 謙治
1
1国立公衆衛生院母性小児衛生学部
pp.330-336
発行日 1982年4月25日
Published Date 1982/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206007
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今回の話題"相関関係"は大変重要な概念である。実際,その技法は頻用されており,ほとんどの読者はある程度の知識を持っておられようが,ここで是非一度,反芻しておきたいところである。
2つの特性の測定値があって,一方の値が変わるにつれて他方の値も変わるという場合に,この2つの特性の間に相関があるという。たとえば分娩時の出血量が多ければ多いほど血圧がそれだけ下がるといったような関係を指す。
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