米英の助産婦教育と活動
アメリカの助産婦活動(1)
新道 幸恵
1
1弘前大学医療技術短期大学部専攻科(助産学特別専攻)
pp.273-278
発行日 1979年4月25日
Published Date 1979/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205535
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1.概要
1925年,メアリー・ブリッキンリッジ(Mary Breckinridge)女史はイギリスから助産婦を呼び寄せて,ケンタッキーの山地で自宅分娩を中心とした母子看護サービスを開始した。これが,アメリカで行なわれた最初の,有資格者による助産婦活動である。
この時代は,日本では,開業助産婦が自宅分娩を中心に,独自的で積極的な活動を展開していた頃にあたる。つまり,日本の助産婦の活動にとっては,黄金時代とも言うべき時期であった。
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