母子衛生統計
周産期死亡率(1)
中原 俊隆
1
1厚生省児童家庭局母子衛生課
pp.199
発行日 1977年3月25日
Published Date 1977/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205184
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定義
周産期死亡とは,妊娠第8月以後(28週以後,または,第29週以後)の死産,すなわち後期死産と,生後1週未満の早期新生児死亡とをあわせたものをいう。周産期死亡率は,通常,出生1,000に対する値を使用する。すなわち,次式で定義される。
周産期死亡率=(周産期死亡数/出生数)×1,000=(後期死産数+早期新生児死亡数)/出生数×1,000
なお,分母には,出生数と後期死産数との合計数を使う考え方もある。
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