助産婦事典
流早産に対するホルモン療法
木川 源則
1
1東京大学医学部産婦人科学教室
pp.750-752
発行日 1976年12月25日
Published Date 1976/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205144
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流産は臨床的に進行の程度から切迫流産,進行流産,不全流産および完全流産に分類されている。進行流産や不全流産の診断や治療にはそれ程問題はないが,これ程医学が進歩した今日においても依然として頭を悩ます問題は切迫流産の治療である。その理由の1つは治療前に流産の原因を診断することが多くの場合,極めて困難であるからである。
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