特別寄稿
弘前大学医療技術短期大学部助産学特別専攻科の1年間を顧みて
品川 信良
1,2
1弘前大学医学部産科婦人科学教室
2弘前大学医療技術短期大学部助産学特別専攻科
pp.203-206
発行日 1976年4月25日
Published Date 1976/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205016
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1.はじめに
助産婦の養成を,各種学校以上の場において行ないたいということは,わが国の助産婦養成機関に働いているものや,かつてそこに学んだことのあるものにとっては,長年にわたる,悲願にも近い念願の1つであった。
この念願は,文部省当局などの多大のご理解やご援助により,まだ部分的にではあるが,幸いにもかなえられ始めた。すなわち京都大学および弘前大学には,昭和50年度から医療技術短期大学部の新設と同時に,その中に,助産学特別専攻科(以下"専攻科")という形で発足することができた。ここに至るまでの各方面のご努力,なかんずく文部省当局のそれに対して,あらためて深甚なる謝意を表する。
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