巻頭記事
分娩準備教育—その意義と実際
笠原 トキ子
1
1関東逓信病院看護部
pp.196-202
発行日 1976年4月25日
Published Date 1976/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205015
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1.はじめに
分娩準備教育の方法には,ソ連のパブロフの大脳生理学を応用した「精神予防性無痛分娩」や「ラメーズ法」と,イギリスの医師リードの「自然分娩法」から発展した「妊産婦体操」とがあるが,いずれもその効果については,従来たんに経験的に述べられてきたきらいもあった。しかし最近では,いろいろと科学的検証も得られるようになり,明らかにその必要性が認められてきている。
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