研究・調査・報告
看護婦の産休と職場の関連性について
富士田 夏子
1
1市立札幌病院隔離病舎
pp.592-596
発行日 1974年11月25日
Published Date 1974/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204774
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1.はじめに
看護職は勤務内容として対人サービスを基本とし,夜勤をともなう女性集団の職場である。ところで最近は看護婦不足が深刻になり,その過重労働は社会問題になっている。このようななかで,母性機能,特に出産・育児が職場のなかでどのようなかかわりあいを持っているか,私どもの職場を通して検討を試みた。
調査は出産者の多かった47年度の看護婦を対象とした。そこでの必要な対策,問題点,学習と人間関係につき現状を把握しながら考察したので発表する。
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