特集 潜在看護婦の活用
潜在看護婦を職場へ受け入れて
斎田 トキ子
1
1東北公済病院
pp.40-42
発行日 1974年1月1日
Published Date 1974/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916914
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‘潜在看護婦’とは看護婦および准看護婦免許所有者が結婚などの理由で退職し,家庭人として,主婦業に専念している人のことをいうものと思われる.最近急激に使い出されたコトバで,いわば,看護界の流行語の1つである.
‘潜在看護力の活用’というコトバも最近しばしば使われているが,これは深刻な看護婦不足に悩む病院が窮余の一策として,職場復帰を勧奨し,外来,病棟などにパートタイム方式で勤務させたのが,その始まりである.その後夜勤専門看護婦制度にまで拡大していき,都会で誕生したこの体制が全国的に波及し,最近では地方の病院でもなんらかの形で職員を採用するに至っている.
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