研究・調査・報告
勤労女性と月経障害の現状調査
井上 くわ
1
,
加古川 好子
1
,
粂田 のぶ
1
,
吉永 千世子
1
,
高木 茂子
1
,
構田 文子
1
,
増井 良枝
1
,
鈴木 ゆり子
1
,
川口 真由美
1
,
坂口 武乃
1
,
藤田 美智枝
1
,
鈴木 章子
1
1共立榛原総合病院
pp.597-601
発行日 1974年11月25日
Published Date 1974/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204775
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1.はじめに
近年女子の社会的地位の向上により職場への進出がめざましくなってきた。しかし今までの社会習慣として,女子は家事労働も課せられるので,職場と家事の二重負担がかかり,そのため骨盤内臓器つまり下腹部にある子宮や卵巣などの血液循環が悪くなり,月経障害や流早産が多いと言われている。女性にとってよい子を産み育てることは,最大の義務であり,どうすれば母性の健康増進ができるかを研究するための一助として,月経障害について,アンケート調査を行なったので報告する。
Copyright © 1974, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.