研究
正常位胎盤早期剥離例の看護経験
尾形 二三子
1
,
池野 位子
2
,
佐々木 敦子
2
,
堀江 とし子
2
1信州大学医学部付属助産婦学校
2信州大学医学部付属助産婦学校産婦人科
pp.40-43
発行日 1969年12月1日
Published Date 1969/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203839
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
I.はじめに
正常位胎盤早期剥離(以下早剥と略)は,異常妊娠の中でも臨床的に最も注意すべきものの1つであり,児はもちろん母体の予後も不良である事が多い.本症の原因として妊娠中毒症が重視されているが,今回妊娠中に全く中毒症状が認められず,分娩開始後早剥が突発した一症例に遭遇し経過を観察する機会を得たので,その2〜3の問題につき報告する.
Copyright © 1969, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.