研究
育児教室の進みと方向
磨井 レイコ
1
,
久保田 正子
1
,
西岡 小夜子
1
1生野保健所
pp.33-40
発行日 1969年11月1日
Published Date 1969/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203827
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1 はじめに
大阪市生野保健所は,大阪市の東部に位置し,東大阪市と境を接し,人口223,200,世帯数67,800,面積8.24km2,人口密度1m2当り27,100人で(大阪市平均の約2倍),U2型の指定市の保健所である.外国人登録は38,700人におよび,外国人の多いのが特徴になっている.
管内には零細工場を含めて,事業所5,000,全市の16.7%を占めているが,従事者数は8.1%で19人以下の小規模事業所が約4,600あり,1事業所当り9人の従事者数になっており,メガネ製造,ゴム製品製造業が多い.これを商店数でみてもその数約3,700で大阪市最多であるが,従事者数は1商店当り3.3人で,市平均の1/2であり,両者における家族従業者は約17,500人で,他保健所管内の2〜3倍で全市の13%に達するように零細企業が多い.
Copyright © 1969, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.