活動レポート
保健所における双子育児教室の歩み
金田 治也
1,2
,
北村 佐恵子
1,2
1尼崎市北保健所
2元尼崎市東保健所
pp.730-733
発行日 1994年10月15日
Published Date 1994/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901134
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●はじめに
育児環境の変化に加えて,排卵誘発剤による多胎妊娠,周産期医療システムの向上等により,出産,育児の場は変化しており,母子保健事業の再編成が必要となっている.そこで尼崎市東保健所では,出産頻度の比較的に高い双胎児を安心して生み育てることを支援する目的で,平成3年から全国で初めての「双子育児教室」を開始し,双胎児を持つ妊産婦,母親の健康管理と育児についての知識の提供を行うと共に,母親同士の交流,仲間作りを行って好評を得てきた.同時に指導方法,カリキュラムのあり方の研究,指導教材の開発も行ってきた.
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