特集 全国助産婦学校学生研究
—京都大学医学部付属助産婦学校—分娩中の胎児心音の推移
加藤 昌子
,
船田 康子
,
三本菅 淳子
,
佐藤 和美
,
松本 加代子
,
中村 悦子
,
山崎 和子
,
西 基子
,
竹内 弘美
,
兵頭 美恵子
pp.93-96
発行日 1969年6月1日
Published Date 1969/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203767
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
I.はじめに
私たちが,助産婦学校に学び,分娩介助を行なうにあたって最も関心を持ったのは,分娩経過中における胎児心音の推移についてであった.分娩経過にしたがって,諸因子(陳痛の状態,分娩所要時間,合併症および処置)とともに,胎児心音がどのように変化してゆき,それらの相互的関係はどうか,また胎児心音の変化が,出生時の児の状態に,どのように影響を与えているかをみることにより,その後の新生児管理を,より充実化させるために,統計的考察を行なうことにした.
Copyright © 1969, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.