特集 これからの助産婦のありかた
資料
母性,乳幼児の健康診査及び保健指導に関する実施要領
pp.26-32
発行日 1967年7月1日
Published Date 1967/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203424
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前文
新しい生命は母体内にはじまり,乳児から幼児さらに健全な学童,青少年の育成につながる.また,児童の健全な成育は母の心身の健康度に大きく影響されるため,母性および乳幼児保健の指導にあたっては,母子関係の密接不離を基本理念として指導を行なうこととし,それぞれの母子の特性並びにその家庭および地域社会の諸条件に留意して,具体的に指導すべきである.
母子保健の向上,指導の完壁を期するには,医師,歯科医師,保健婦,助産婦,看護婦,栄養士,ケースワーカーなどをはじめ,これに関与する職種のすべてが一致協力し,母性または乳幼児をめぐる問題に対して,各方面から総合的な指導を行なうことが必要である.
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