研究
運営面より見た保健指導
浅井 マキ子
1
,
桑原 麗子
1
,
佐藤 千代
1
,
田子 静江
1
,
守屋 純子
1
1東京大学医学部付属助産婦学校
pp.31-40
発行日 1964年4月1日
Published Date 1964/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611202734
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I.はじめに
1963年5月,母子保健指導グループとして私たち5名のゼミナールは開始された.
その時の研究テーマは,現在母子保健指導機関の連帯性がはなはだ薄く,系統的な母子保健指導がなされていないのではないかと考え,それらに関連性をもたせ,より充実した保健指導がなされるためには,いかにしたらよいかということであった.しかしこの広大な問題は,私たちの短い研究期間では無理である.そこで今回の研究では,母体の健康の保持,増進および健全な児の出生とその適切な保護育成を目的とする母性保健指導の一環として重要な位置を占める母親学級について着眼した.
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