クラビヤ
ラオスから勉強にきた何素玉さん
pp.2-8
発行日 1963年6月1日
Published Date 1963/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611202546
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何素玉(ほーすい)さんは,ビエンチャンの博愛病院で助産の介助をしているという可愛いい少姐である。博愛病院はビエンチャンにおけるその地区での唯一の日本人経営の病院で,医師はほとんど日本人,看護の仕事をする人はすべて中国とラオスの人たちだということである。
博愛病院院長の小川博士と国立名古屋病院の伊藤院長は昵懇の間柄であるために,昨年の11月から,この国立名古屋病院の産科で何素玉さんが勉強することになったのである。
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