主張
これからの助産婦に望むこと
小野寺 健子
1
1大阪赤十字助産婦学校
pp.6-7
発行日 1959年2月1日
Published Date 1959/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611201616
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保健婦,助産婦,看護婦学校養成所指定規則が改正され,助産教育が大きく飛躍して以来数年,漸く,母子衛生事業の一環としての助産婦業務が認識されてまいりました.助産婦業務が,医学の発達と共に改善され,進歩し,社会の要求によつてその分野を拡げて来た現在,これに反して,助産婦を志す人の減少は何を意味するのでしようか.この中に,助産婦として如何にあるべきかの重要な問題がある様に思われますので,この事に触れながら,これからの望ましい助産婦像を,私なりに描いてみたいと思います.
進学者減少の原因としては,次の様な事が言われております.
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