公募連載 勉強会どうしてますか?・1【新連載】
ICFを活用し症例検討形式での職員勉強会
木佐 俊郎
1,2
,
酒井 康生
2
,
蓼沼 拓
2
,
馬庭 壯吉
2
Toshiro Kisa
1,2
,
Yasuo Sakai
2
,
Taku Tadenuma
2
,
Sokichi Maniwa
2
1松江生協病院リハビリテーション科
2島根大学リハビリテーション医学講座
1Department of Rehabilitation, Matsue Seikyo General Hospital
2Department of Rehabilitation Medicine, Shimane University Faculty of Medical School
pp.83-86
発行日 2024年1月10日
Published Date 2024/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552203027
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はじめに
勉強会の形式として「症例を通して学ぶ」目的で症例検討と関連資料の提示が行われることは少なくない.
S大学リハビリテーション医学講座(以下,S講座)では国際生活機能分類:International Classification of Functioning, Disability and Health:ICF)の重要性に鑑み,7〜8年前に勉強会を兼ねてICFコアセットを活用した模擬症例での検討会を7回連続で開催した.受講者に対するアンケートでは実例での継続を望む声が多かった.これを踏まえ,関連のA病院では,実際の症例でのICF形式でのシートを使って勉強会が重ねられ,現在まで月数回の頻度で157回に及んでいる.
今回,この取り組みを紹介することで本企画の目的に応じたい.
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