学会印象記
第57回日本リハビリテーション医学会学術集会
石原 晶子
1
1和歌山県立医科大学リハビリテーション医学講座
pp.99-101
発行日 2021年1月10日
Published Date 2021/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552202140
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2020年8月19日(水)〜22日(土)の4日間,第57回日本リハビリテーション医学会学術集会が,島田洋一会長(秋田大学整形外科教授)のもと,国立京都国際会館において開催された.新型コロナウイルス感染症の影響を受け,2か月の延期後に,大規模学会としてはwithコロナの時代に初めてハイブリッド開催として行われた.歴史に残る学術集会であった.
専攻医として初めて参加した集会であったが,どの講演,シンポジウム,デモンストレーションなどの企画も魅力的なものであり,大変勉強になった.筆者が参加させていただいた本学術集会ならではの様子,内容の一部について紹介させていただきたい.多くの大学や病院が各施設の規定により県外への出張を規制されていたなかでの開催であったが,参加登録数は4,021人,現地参加者数879人,オンライン視聴者数のべ総数44,222人と新型コロナウイルス感染症が警戒されるなかで,大盛況であった(図1).
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