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実践講座 運動器外傷の画像診断・4
軟部組織外傷の画像診断
Diagnostic imaging of soft tissue trauma
平田 正純
1
Masazumi Hirata
1
1AR-Ex尾山台整形外科東京関節鏡センター
1AR-Ex Oyamadai Orthopedic Clinic, Tokyo Arthroscopy Center
キーワード:
筋損傷
,
腱損傷
,
靱帯損傷
,
超音波
Keyword:
筋損傷
,
腱損傷
,
靱帯損傷
,
超音波
pp.1183-1189
発行日 2020年12月10日
Published Date 2020/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552202107
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はじめに
軟部組織外傷に対する画像診断として,磁気共鳴画像法(magnetic resonance imaging;MRI),超音波検査が日常診療において活用されている.軟部組織外傷の特徴的な画像所見を理解および評価し,その修復過程を観察評価することはリハビリテーションを進めるうえで重要である.
近年応用の場を広げている運動器超音波検査のメリットは,動的評価が可能なリアルタイム性,非侵襲性,簡便性,そしてその携帯性にある.このメリットを活用することで,経時的かつ頻回に対象組織の観察が可能となる.本稿では軟部組織外傷の画像診断,特に回復過程における超音波検査の有用性を中心に述べる.
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